水風呂で足を出すだけ:冬サウナでも整う方法
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こんにちは。鹿野クリニック院長の鹿野です。突然ですが、皆さんはサウナで「整う」という感覚をご存知でしょうか。サウナ後の心地よい浮遊感、頭がすっきりして体が軽くなる、あの独特の感覚です。
私自身、日頃のストレス解消や気分転換にサウナを楽しんでおり、日本サウナ・スパ協会のサウナ・スパプロフェッショナル&健康士の資格も取得しています。それなりにサウナの知識や経験を積んできたつもりなのですが、実は冬場になると、なかなか「整う」ことができず、悩んでいました。
冬のサウナで繰り返した失敗
夏場は問題なく整えるのに、冬になると決まってサウナ後に頭痛が起きる。最初は「たまたまかな」と思っていたのですが、何度も同じことが繰り返されました。サウナ室でしっかり温まって、水風呂にも入って、休憩もとっているのに、気がつくと頭がズキズキと痛む。これでは整うどころか、かえって体調を崩してしまいます。
「冬場はサウナに向いていないのかな」と諦めかけたこともありました。しかし、サウナ好きとしては、冬こそ寒い外気浴が気持ちいいはず。なぜ整えないのか、その原因を探ることにしました。
原因は「足の冷え」だった
試行錯誤を重ねる中で、ある事実に気づきました。冬のサウナ後、体幹は温まっているのに、足先だけが冷たいままだったのです。
人間の体は、手足などの末端部分は元々温まりにくく、冷えが残りやすい構造になっています。特に冬場の水風呂では、足先が一気に冷やされ、その冷えがなかなか戻りません。すると体は、冷えた足を温めようとして末梢の血管を開こうとします。この時、急激な血流の変化が起こり、それが頭痛の原因になっているのではないか――医学的な知識も踏まえて、そう推測しました。
つまり、問題は「足が冷えすぎること」だったのです。
解決策:水風呂で足を冷やさない
そこで試してみたのが、水風呂で足だけ出すという方法です。
具体的には、水風呂の縁に腰掛けるような形で体を沈め、足だけは水面から出しておきます。見た目は正直、ちょっとみっともないかもしれません。周りの目が気になる方もいるでしょう。でも、この方法を試してから、冬場の頭痛が止まったのです。
施設によっては水風呂が深くて足を出しにくい場合もあります。そんな時は、水シャワーでなるべく足を濡らさないようにするという方法も有効です。上半身を中心に水を浴びて、足元は軽く流す程度に留めます。
実践のポイント
では、具体的にどうするか、私が実践している方法をご紹介します。
水風呂で足を出す場合
- 水風呂の縁に腰掛けるように座り、体は肩まで沈める
- 両足は水面から出し、膝から下は濡れないようにする
- 時間は通常通り、1分程度でOK
- 足首や膝を曲げたり伸ばしたりして、血流を意識するとなお良い
水シャワーの場合
- シャワーヘッドを手に持ち、上半身を中心にかける
- 頭→首→肩→胸→背中と順番に
- 足元は最後に軽く流す程度(冷水を長く当てない)
- 立ったまま行う場合、足裏にシャワーが当たらないよう注意
冬サウナが楽しめるように
この方法を取り入れてから、冬場のサウナで失敗することがなくなりました。以前は「今日は頭痛が起きるかも…」と不安を抱えながら入っていましたが、今では夏と同じように安心して楽しめます。むしろ、冬の冷たい外気浴は格別で、サウナの醍醐味を存分に味わえるようになりました。
「整う」感覚は、自律神経のバランスが整い、体がリラックスした状態と言われています。しかし、足が冷えすぎていると体は「冷えを何とかしなければ」と緊張状態になってしまい、リラックスどころではありません。足を冷やさないことで、体全体が穏やかに温度調節でき、自然と整いやすくなるのです。
まとめ
冬場のサウナで整わない、頭痛がする――そんな悩みを抱えている方は、ぜひ一度「足を冷やさない」方法を試してみてください。
- 水風呂で足だけ出す(見た目は気にしない!)
- 水シャワーで足をなるべく濡らさない
- 足先の冷えが残らないよう意識する
少し工夫するだけで、冬のサウナが格段に快適になります。寒い季節だからこそ、サウナでしっかり整って、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。